SXSW 2016: Trade Showの各国ブース
では、ラストのJapan Boothから、徐々にブース番号の若いほうに移動していき、いろんな国々のブースをながめてみます。
おとなり韓国。Content Korea Startup Roadshowと題して、いろんなスタートアップのプロダクトを展示しています。
個人的にぐっときたのがn.thingという会社。自然とIoTをテーマにしているようです。Webサイトで紹介されているのは、自動水やり機能も備えた、スマホと連携する「スマート植木鉢」Planty (https://nthing.net/planty)
そしてSXSWでのもう一つのデモは、アウトドアで使える小さな発電機enomad
見かけは小型の水筒です。フタを外すと、スクリューの翼が3枚開きます。そしてそれをそのまま、川の流れに投入! プロペラがまわり、水力発電ジェネレータになります。アウトドアでのスマホ充電はこれでOK.
おとなりは中華人民共和国。中国いちばんのVRプラットフォームとのこと。tech87870の由来は? って聞いても、特に意味は無い、縁起がいいからだよ、しか教えてくれませんでした。中国人たしかに8は大好きですよね…
会場でデモプレイを提供していたのはTEAM XFというVRゲーム。
R.O.C台湾も、ふにゃキャラとイケメンヒップホップで元気がいいです。TAIWAN BEATS@SXSWというのがダブルミーニングでいいですね。
ほか、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル…
スペイン…
プエルトリコ…
バージン諸島…
南アフリカ。
IMEXSA (Independent Music Exporters South Africa) のブースです。スタートアップというより、音楽の輸出促進を行う団体。SXSWは音楽・フィルム・インタラクティブのカンファレンスですから、別にIT関連ではなく、純粋に音楽を売り込むビジネスのブースだっていろいろあります。そういえばサイトのOGPやdescもJoomla!のデフォのまんまです。
そこいくと、スウェーデンやオーストラリアはおっとなしいのですが、
イギリスはマンチェスター推しで、ファクトも示してぐいぐい押してきます。
そりゃ音楽ビジネスも含めるなら、第1次, 第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンをドヤられたら誰も文句はいえません。MADCHESTERことマンチェもパワフルです。
ドイツはやはり手堅いイメージでまとめているところ、
フランスは鶏とモナリザで、ベッタベタにアピールしてきます。わかりやすすぎる。
そんな裏で、さすがアイルランドは、
まじめな顔で、
当然のように酒を飲ませてくれるのでした。