SXSW 2016: 会場のAustin Convention Centerはビッグサイトクラス、そして全容は都心部並み!
アメリカのテキサス州では、毎年SXSW (サウス・バイ・サウスウェスト) というカンファレンスが開かれています。これはもともとは音楽祭(Music)で、次第に映画(Film)も扱うようになり、そして近年インタラクティブ部門として、Webやアプリといったネット・メディアも対象とするようになった、お祭りと一体となった一種のフェスです。
2007年にtwitterが世の中にデビューしたのもこのSXSWです。去年の2015はライゾマティクスのリアルタイムCGアートとPerfumeのパフォーマンス、そして会場の複数据え置きカメラから、まるでカメラブーム移動のようにカメラ間のビューがリアルタイム補完されて中継された驚きのライブが大変印象的でした。
今回はそんなSXSWを訪れています。会場のAustin Convention Centerです。
会場前にはMetroRailという路面電車も来ています。
Riding MetroRail - Capital Metro - Austin Public Transit
このオースティン・コンベンション・センター (正式名称はNeal Kocurek Memorial Austin Convention Centerというらしいです) は1992年オープン。ビジネスと学問の街らしい、落ち着いた佇まいも持つ建物です。
大きさは、東京ビッグサイトぐらい、というと感じがわかるでしょうか。
参考までに、同一縮尺で、Austin Convention Centerと東京ビッグサイトのGoogle Mapを貼り付けてみます。
どうでしょう? だいたいの大きさが分かりますでしょうか?
もっとも、SXSWの会場は、このAustin Convention Centerだけではありません。
街ぐるみのフェスティバルです。市街中心部のホテルなどベニューの多くが何らかの展示やカンファレンス、パーティーの会場として使われています。
今度は、イベント会場として使われているところをざっとマップに入れてみました。
車でないと完全に行けないような、あからさまに遠いところは省いています。
イメージをつかむために、同じ縮尺の東京都心も入れてみます。
どうでしょう。
ざっとインタラクティブ系を見て回るだけでも、銀座・新橋・日比谷エリアを行ったり来たりに近い距離感。さらにフィルムやミュージックもあれこれ見て、夜はしっかり各所のパーティーでウェーイするなら、相当の健脚っぷりが必要になるのがわかると思います!